М央とK子の読書会
「母性」
あらすじ
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。
母親は言葉を詰まらせる。
「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。
世間は騒ぐ。
これは事故か自殺か。
……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。
母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。
これは事故か、それとも……。
圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。


各章、「母性について」
から始まり

「母の手記」に続き

「娘の回想」と続く

母と娘の視点で妙なズレ

しかし「母性について」は
なんか好き

その気持ち
なんとな〜くわかる

しかし、とりあえず腹が立つ

あいつらほんまに腹が立つ

登場人物の大半に

イライラさせられる

お母さんもお母さんやで

なぜそんな母親になったのか

マザコンってやつか

それよりはるか上

なんて言うん?

えっ?

いや、聞こえてるやろ

なにが?

どうしたん?

君がどうしたん?

いや、だから
マザコンの上って何?

そもそも
マザコンの上って何よ?

うそやろ?

うそとかじゃなく

しかも君
「はるか上」って言ってたで

めっちゃ上っぽいなぁ

一段二段とかでは
なさそうやで

三桁はいくんちゃうか

疲れそうやなぁ

それが「母性」って
言うんやろか?

絶対ちゃうやろ

ちゃうとは思ってる

えっ?

聞こえてるやろ?

聞き返したのではなく
驚いてん

そういえばこのお母さん
驚きの選択もしていたね

しかも迷うことなく

そら自分の母親も大事やで

でもあの場面は…

わたしもそう思う

しかしその場面までは
まだ幸せだった

「田所食堂」もあって
ギリ幸せだった

それでも腹立つのは

姑とその周り

あの一家だな

あの一家の図々しさ

なんとかならんか

なんとかならんから
腹が立つ

しかし

??

そのおかげとは言いたくないが

何が言いたい

娘がだんだん強くなる

強くならざるを得ない状況

そして料理も上手くなる

結果オーライとか
言うんちゃうやろな

いえ、過程がひどすぎます

母親もあの場面のあとは
苦労の連続

その母を思う娘

負の連鎖にならないことを祈る

そしてあの嫌な奴が
教えてくれた

何か教えてくれたっけ?

詐欺には気をつけよう

水晶玉買おうかな?

いや、ほんまに気をつけて!

あの後
少し立場が弱くなったな

ええこっちゃ

それでも苛立ちは半減せず

憲子親子なんとかならんか?

憲子親子…
事情があるとはいえ…怒

怒ってるね

イライラしながら
読んでた記憶がある

ストレス溜めないでね

しかし読み終えた後は…

どうなった?

本を読む前のストレスさえ
消えていた

不思議

みなかなマジック

略しちゃうんですね

湊かなえさん…
略してすみません

もっと謝って

М央を消すので
許してください

もう謝らんで
ええんちゃうかな?

消えずに済んだね

めでたしめでたし

久しぶりに聞いた

興味を持った人は是非

読んでみてください