М央とK子の読書会
「リバース」
あらすじ
深瀬和久は平凡なサラリーマン。
自宅の近所にある〈クローバー・コーヒー〉に通うのが唯一の楽しみだ。
そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いにより華やぎ始める。
ある日、彼女のもとへ『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた告発文が届く。
遂にあのことを打ち明ける時がきたのか………と。


驚き

そんなこともあるんだね

もっと驚いて

驚いたあとの
感想を述べてもた

本格コーヒー飲みたい

やっぱりそうなるよね

主人公の
会社の人たちが羨ましい

自分で淹れてみたらいい

結構難しそうやで

練習練習

君のために練習してみよう

あっ…いらん

なんでよっ

ミステリー本読みすぎて
毒殺されそう

君がミステリー本読みすぎや

М央は信用できん

俺がそんなもん
入れるわけないやん

毒は冗談としても…
いらん

なんでやっ

君は絶対妥協する

少しは妥協も必要やろ

君は練習が少しやろ

いや…まぁ…

結局缶コーヒーを注いで
堂々と渡しそう

そのときは正直に言うで

缶コーヒーは缶コーヒーで
うまいけどな

また、一緒に
缶コーヒーを飲んでほしい

あの人の名台詞

言っちゃった

М央の場合答えはNOで

ふられてる

当たり前

ってか最初から
タクシーで来てくれてたら

あんなことにはならなかった

「肉がない」って
モメるぐらい

「雨嫌やなぁ」って言うぐらい

男五人の平凡な夏休み

もちろん
三年後も何も起こらず

ただただ平凡な日常

誰が読むねんっ!

そうやな

でも
平凡に生きててほしかった

あの人めっちゃ良い人やん

少し
不器用なのかもしれないが

優しく寄り添ってくれそうな

わたしも惚れてまうやん

俺も惚れてまう

М央、あの人と変わって

いや、
変われても変わらんけどな

やはり
生きててこその人生だな

他の四人は
ちょいちょい腹立つけどな

主人公も
煮え切らんタイプやし

自分最優先の
あいつもどうかと

車の運転を
舐めてるやつとか

なにかと図太い奴とか

煮え切らないながらも
いろいろ疑ってしまうよな

全部古川のせいにしとくか

古川も辛いところだね

とりあえず
クローバー・コーヒーに行くか

あの店行ってみたいわぁ

いろいろ試し飲みしてみたい

君は、全部一緒
って言ってそうやけどな

思っても言わへんで

否定してるのか
否定してないのか

コーヒーに詳しくない俺でも
楽しめそうな気はする

それはあるかもな

こんな店を探してみよう

М央に任した

興味を持った人は是非

読んでみてください